イベント情報詳細
主催者 | 高畠華宵大正ロマン館、「華宵会」 |
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開催日時 | 平成28年01月23日(土)~平成28年04月04日(月) 11:00~17:00(入館締切は16:30) |
開催場所 |
名称:高畠華宵大正ロマン館 所在地:東温市 下林丙654-1 電話番号:089-964-7077 FAX番号:089-964-7222 |
料金 | 【入館料】 一般 700円 〔中学生以上〕 |
内容 | 【企画趣旨】 「幻想」とは、幻の想い、つまり現実には存在していない人々の想いであり、現実には見えないイメージであります。「幻想」を抱くことは人間の特権と言えるかも知れませんが、古今東西の芸術家は、「幻想」を形(絵画、彫刻、音楽、文学など)にすることに力を注いで来ました。「幻想」とは常に主観的なものでありますが、同時に普遍的なものであることは、あまたの芸術作品がそれを証明しています。 もう一つ、「幻想」の面白いところは、常に現実をベースにしていること、あるいは現実の素材を使っていることです。人間の抽象的な感覚(感性)が現実の素材を使って表現された想像力、それが「幻想」と言えるかも知れません。つまり、一見現実のように思われる巧みな物語やイメージが組み込まれているのが「幻想」の特徴です。それゆえ「幻想」は私たちに、憧れ、恐怖、感動、絶望、愛、嫉妬、歓喜、悲しみ、怒りそして笑いなど、様々な日常的感情を呼び覚ましてくれるのです。 こう考えると、芸術作品のみならず、広告もまた人間の「幻想」を表現したものと言えます。現実の商品を説明するだけでなく、時に広告はその商品を使った際の理想的な状態(状況)を言葉やイメージで表現しています。特に近代は「イメージ広告」が誕生した時期であったことを考えると、広告は大衆の「幻想」そのものであったとも言えるように思われます。 今回の展覧会は、大正時代の幻想(華宵作品と大正広告、キャッチコピー)と現代の幻想(多賀新の〈魚シリーズ〉や清水真理の人形など)のコラボレーションです。突飛な幻想によって描かれた多賀新の〈魚シリーズ〉と大正時代の商品広告(キャッチコピー)や双六、清水真理の幻想的な人形作品と華宵作品など、色々な幻想の組み合せは、私たちに新たな「幻想」を呼び起こしてくれるでしょう。そんな愉快な幻想世界をお楽しみ頂ければ幸いです。 |
備考 | 【開館日】 毎週土・日・月曜日 |
問合せ先 | 名称:高畠華宵大正ロマン館 住所:〒791-0222 愛媛県東温市下林丙654-1 電話番号:089-964-7077 FAX番号:089-964-7222 |
情報提供機関 | 高畠華宵大正ロマン館 |